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日別アーカイブ: 2025年4月21日

第4回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!
アサノ塗装、更新担当の中西です。

第4回塗装工事雑学講座
テーマ:長持ちさせるメンテナンス術~定期点検から再塗装のタイミングまで

前回は塗装の基本工程と下地処理のポイントをご紹介しました。今回は、施工後の塗膜を長持ちさせるためのメンテナンス術と、再塗装の適切なタイミングについて解説します!


定期点検の重要ポイント

◎ 外観チェック(月1回程度)

  • チョーキング(手で触ると白い粉が付く現象)やひび割れ、色あせの有無を目視で確認。

  • 雨樋や水切り廻りは汚れや詰まりがないかも合わせてチェック。

◎ タッチアップ(小規模補修)の実施

  • 小さなクラックや剥がれを見つけたら、早めにシーリング材や補修用塗料で補修。

  • 放置すると下地に水が浸入し、劣化を加速させる原因になります。


清掃で塗膜寿命アップ

◎ 高圧洗浄(年1回)

  • 外壁や屋根の汚れ、藻・コケを高圧洗浄で落とすことで、塗膜へのダメージを軽減。

  • 汚れが付着したまま放置すると、塗膜の劣化を早めます。

◎ 軽度の汚れ落とし(半年~1年)

  • ホースの水流や柔らかいブラシで、ほこり・排気ガス汚れを優しく洗い流しましょう。

  • 洗剤を使う場合は、中性洗剤を薄めて使用し、十分に水で流します。


再塗装のタイミング見極め

◎ 塗料別の目安期間

  • シリコン塗料:8~10年

  • フッ素塗料:12~15年

  • 無機塗料:15年以上
    ※環境(海沿い・多湿・強日照)によって前後します。

◎ 劣化サインで判断

  • チョーキングや色あせが進行している

  • 塗膜の膨れ・剥がれが目立つ

  • シーリング部のひび割れや切れが多数見られる


プロに依頼するメリット

  • 精度の高い点検:塗膜の厚みや下地状態を専門機器で測定。

  • 最適な塗料選定:建物の立地や用途に合わせ、最適な塗料と工法を提案。

  • 安心の保証:再塗装後のアフターフォローや保証期間が充実。


まとめ

  1. **定期点検(月1回)**で小さな劣化を早期発見

  2. **清掃(半年~年1回)**で汚れを落とし、塗膜を保護

  3. 再塗装の目安は塗料別に8~15年、劣化サインで判断

  4. プロ依頼で精密点検&最適提案、安心の保証

適切なメンテナンスとタイミングを見極めることで、塗装の美観と耐久性を最大限に引き出せます。ぜひ定期的なチェックを習慣にしてくださいね!


次回の第5回は「特殊環境向け塗料の選び方と施工事例」をお届けします。どうぞお楽しみに!


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